【ISDスポイラー】神話コモン登場
ついに来た!私はこれを待っていた!

アヴァシンの巡礼者 (G)
クリーチャー – 人間(Human)モンク(Monk)
T:あなたのマナプールに(W)を加える。

1/1


ミラディンの傷跡ブロックでは、ミラディンの十字軍、刃砦の英雄、刃の接合者とマナレシオの高い白の中堅クリーチャーが3体も登場した。これらのクリーチャーは素直に3ターン目、4ターン目に出しても充分強かったが、緑のクリーチャーによるマナ加速で1ターン早く出すことで驚異的な攻撃力を発揮する。特に刃砦の英雄は、2回攻撃することでほぼ致死ダメージをたたき出すため、それだけで勝負を制することができる。

ZEN-SOMブロック期は、白のアタッカーの爆発力を最大限に引き出す緑白デッキを愛用してきた。
M11, ZEN~MBS期

4《平地/Plains》
5《森/Forest》
2《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4《活発な野生林/Stirring Wildwood》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《乾燥台地/Arid Mesa》

4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
4《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》

1《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《執念の剣/Sword of Vengeance》
2《転倒の磁石/Tumble Magnet》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
3《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》

Side Board
4《皮背のベイロス/Leatherback Baloth》
3《沈黙/Silence》
3《未達への旅/Journey to Nowhere》
1《迫撃鞘/Mortarpod》
4《活力の力線/Leyline of Vitality》

M11・M12, ZEN~NPH期

4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4《活発な野生林/Stirring Wildwood》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
6《森/Forest》

4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《皮背のベイロス/Leatherback Baloth》
2《刃の接合者/Blade Splicer》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
3《復讐蔦/Vengevine》
2《酸のスライム/Acidic Slime》

3《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《出産の殻/Birthing Pod》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》

Side Board
4《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
3《沈黙/Silence》
3《帰化/Naturalize》
2《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》
3《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》


ローテーション後はSOMブロックの白クリーチャーはそのまま残るものの、問題があった。
ZENブロックの優秀なマナクリーチャーが落ちる一方でSOMブロックにはマナクリーチャーが皆無なのだ。
極楽鳥とラノワールのエルフはM12でも現役続投のため一安心なのだが、それ以外にマナクリーチャーの選択肢が無い。ラノワールのエルフは加速にはなるものの色マナの安定には繋がらない、しかも優秀な多色土地であるミシュラランドも落ちてしまう。
そんな苦しい状況ではあるものの、次環境に向けてM12発売直後に考えたSOMブロック+M12構築デッキがこれ。
土地 (24)
4 : 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
4 : 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
4 : 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
7 : 森/Forest
5 : 平地/Plains
クリーチャー (29)
4 : ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 : 極楽鳥/Birds of Paradise
2 : ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary
4 : 磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire
4 : 刃の接合者/Blade Splicer
4 : 刃砦の英雄/Hero of Bladehold
2 : 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
1 : 正義の執政官/Archon of Justice
2 : 酸のスライム/Acidic Slime
2 : ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
その他 (7)
3 : 出産の殻/Birthing Pod
2 : 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
2 : 忘却の輪/Oblivion Ring
サイドボード (15)
2 : ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary
3 : 呪文滑り/Spellskite
2 : 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
3 : 帰化/Naturalize
3 : 機を見た援軍/Timely Reinforcements
2 : 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion

所謂殻アグロといわれるタイプのデッキ。
多色マナ基盤は緑白土地8枚+極楽鳥4枚と厳しいため、3マナ域以下の白はシングルシンボルが限界だ。
本来ならより打点の優れたミラディンの十字軍を投入したいところだが、仕方なく色拘束の薄い磁器の軍団兵で代用している。
ところどころ構成に無理があるものの、狭いプールのわりにデッキパワーは高いので、新環境ではこれをベースにしたデッキを構築するつもりでいた。

しかしイニストラードのスポイラーが明らかになり始めると、対抗色版M10ランドや打点の高い青のクリーチャーが多く出てきたため、限定構築のデッキ案はリセットして青緑のデッキを一から組んだほうが良さそうに思えた。

SOMブロックの白軍団が優秀なだけに、それを手放すのはもったいない、と思っていた矢先に出てきてくれたのがこの「アヴァシンの巡礼者」なのだ!
緑1マナのくせに2色目の色にアクセスできて、しかもパワーがある。こいつはかつての貴族の教主に匹敵する、必要不可欠なクリーチャーになってくれるはずだ。
おかげで多色土地8枚+マナクリーチャー8枚と充分なマナ基盤が揃い、2ターン目(1)(W)(W)のミラディンの十字軍を出せるようになった!
さらにアヴァシンの巡礼者は「人間」であり、SOMブロックの優良白クリーチャーも皆人間だ。
人間といえば・・・・
Mayor of Avabruck / アヴァブルックの町長 (1)(緑)
クリーチャー ― - 人間(Human)アドバイザー(Advisor)狼男(Werewolf) Innistrad レア
あなたがコントロールする他の人間(Human)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、アヴァブルックの町長を変身させる。
1/1
// Howlpack Alpha / 吠え群れの頭目
クリーチャー ― - 狼男(Werewolf)
あなたがコントロールする他の狼男と狼(Wolf)クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたの終了ステップの開始時に、緑の2/2の狼(Wolf)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
各アップキープの開始時に、直前のターンにいずれかのプレイヤーが2つ以上の呪文を唱えていた場合、吠え群れの頭目を変身させる。
3 /3

アヴァブルックの町長は序盤はなかなか変身できないが、人間が充分に確保できれば変身前の「人間ロード」モードを十二分に生かすことができる。3/3二段攻撃の十字軍や2重に喊声がかかる刃砦の英雄は相手にすれば悪夢だろう。

さらに
Fiend Hunter / 悪鬼の狩人 (1)(白)(白)
クリーチャー ― -人間(Human)クレリック(Cleric) Innistrad アンコモン
Fiend Hunterが戦場に出たとき、あなたはFiend Hunter以外のクリーチャー1体を対象とし、そのクリーチャーを追放してもよい。
Fiend Hunterが戦場を離れたとき、その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
1 /3

Garruk Relentless / 情け知らずのガラク (3)(緑)
プレインズウォーカー ― -ガラク(Garruk) Innistrad 神話レア
情け知らずのガラクの忠誠度が2以下であった場合、変身させる。
0:クリーチャー1体を対象とする。情け知らずのガラクはそれに3点のダメージを与える。そのクリーチャーは情け知らずのガラクに、そのクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
0:緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
Garruk, the Veil-Cursed / ヴェールの呪いのガラク
(黒緑)
+1:接死を持つ黒の1/1の狼・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
-1:クリーチャーを1体生け贄に捧げる:そうした場合、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探し、そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
-3:あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで、トランプルと、+X/+Xの修正を得る。Xはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードの総数に等しい。
3 /

これらの除去と頭数確保を兼ねたカードも搭載できるため、速さと柔軟さを兼ね備えたビートダウンが組めそうだ。
スポイラーが完全に出そろってから最終的なレシピを決めるが、未知の環境なのでメタ等は気にかけず、目的を一直線に目指した素直なデッキを考えてみることにしよう。

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